チームに信頼関係を築くには: 信頼の文化を確立するための5つのステップ

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私たちインバイトジャパンは長年にわたり、チームビルディングのアクティビティを企画・運営してきましたが、その中で常に重視してきたものの一つが「信頼」です。「信頼」はチームビルディングに関する私たちの考え方の根底にあるものであり、モチベーション、チームの結束、レジリエンスといったことを議論する上で重要な要素となっています。

「信頼」は口で言うのは簡単ですが、実際に考えるのは難しい概念の一つです。そして私たちのこれまでのブログでは、チームビルディングと生産性におけるこの基本的な構成要素を見落としているような気がしました。

オンラインチームの増加により、近年「信頼」はさらに重要性を増しています。リモートチームやハイブリッドチームは物理的に離れていて、お互いの近くで過ごす時間が少ないため、より大きな「信頼の文化」を構築する必要があるのです。

では、本当の信頼とは何なのか、どうすればチームに信頼を生み出すことができるのか。「信頼とは何か」ということを直感的には理解できているかもしれませんが、それを説明したり、強制的に実現させたりするのは難しいと言えるでしょう。

チームでの信頼関係を築くには、いくつかの考え方や手法がありますが、いずれにしても重要なのは、信頼がないところに強制するのではなく、信頼が育つような適切な環境を作ることです。

そこで今回のブログ記事では、信頼という概念について掘り下げ、チームの信頼感や繋がりを豊かにする環境の作り方についてご紹介します。是非参考にしてみてください。

1. コミュニケーションを意識する

信頼関係の基本は「良好なコミュニケーション」です。どんな人間関係でもそうですが、チームにおける信頼は、積極的に共有し、お互いにオープンであることによって築かれます。そして話すことと同様に、聞くことも重要であることを覚えておいてください。そうすることで、チームメンバーは互いに評価され、サポートされていると感じ、信頼を得ることができるのです。(下記参照)。

また、良好でオープンなコミュニケーションは、誠実さを促進し、チームメンバー間の信頼関係を構築するのにも役立ちます。チームメンバーがお互いに正直であれば、新しいやり方やより良い方法をより簡単に実行することが可能になるでしょう。また、自分たちの要望をより正直に伝えることで、潜在的な対立を減らすことにも繋がります。

さらに、たとえチームメンバー同士が多くの時間を共に過ごすことができていたとしても、コミュニケーションを意識し、重要視することが必要です。それゆえに、コミュニケーション能力の向上を目的としたチームビルディングアクティビティは、信頼関係を構築するためのより良い環境を生み出すことを叶えてくれるでしょう。

2. 心理的安全性を確保する

心理的安全性については、これまでにも何度かお話ししてきましたが、チームの信頼を醸成する上では、特に重要なことです。チームメンバーは報復や疎外を恐れることなく、自分の感情や意見を率直に述べることができると感じる必要があります。

チームメンバーが互いに信頼し合うためには、対立が決して起こらないという保証も必要です。信頼関係の崩壊は、対立が人間関係にまで波及した時に起こることが多いものです。一方、心理的に安全な環境とは、意見の相違が適切に管理され、人間関係に影響を及ぼすことなく新しいアイデアや戦略に関する生産的な議論に活用されることに留まるような環境でもあります。

心理的安全性と信頼は正に、相互に支え合う目標とも言えます。チームのために心理的に安全な環境を構築することは、信頼を深めることに繋がり、その結果、心理的安全性をさらに拡大することができるのです。

3. サポートし合う

心理的安全性に関連するものとして、「サポート」という考え方があります。サポートとは、同僚や上司、あるいは一般的な職場環境や社内文化から提供される支援や援助、資源を意味します。

誰も自分の仕事を完全に一人でこなすことはできませんし、それがチームで協力することの意義でもあります。チームでは互いをサポートする形でスキルを組み合わせます。このサポートこそが、チームの信頼という結合組織を形成するのです。

チームメンバーがお互いをサポートすることを学び、チームの構造や環境も個々のメンバーをよりサポートするように変化すれば、チーム内の信頼は飛躍的に高まります。

そして、チームビルディングはチームメンバーがスキルを組み合わせ、不慣れな状況や課題を通して互いに助け合うことが求められるため、より協力的で信頼関係のあるチーム環境を構築するのに有効な方法と言えるでしょう。

4. リーダーシップを持つように促す

また、チームにおける信頼は、効果的なリーダーシップや指導体制と大きな関係があります。チームメンバーは他者からヒントを得ることが多いので、チーム内の信頼を促す強力なリーダーシップがあれば、チーム全体として信頼できる環境を築くのに大いに役立つのです。

リーダーシップは、一人または数人に集中させる必要はありません。チームの構造上、メンバー全員がより大きなリーダーシップと責任を持つようになれば、チーム内の信頼関係にも永続的なプラス効果が生まれます。そしてメンバーは自分の意見が尊重され、やりたいことを実現するための自由が与えられていると感じることができるでしょう。

だからこそ、信頼を2人だけの関係だけでなく、リーダーシップやモチベーションなど、より広い環境の一部として捉えることが重要なのです。より広くメンバーにリーダーとしての自覚と、チーム全体に対する責任を持つよう促すことで、深く、たくましい信頼文化をさらに確立することができます。

5. 明確な目標と目的意識を設定、周知する

チームに信頼の文化を定着させるための最後のステップは、目標や目的意識を明確に設定し、それを伝えることです。これもチームの結束力を高める大きな要素であり、実はこれらは繋がっているのです。

人は「自分が何か意味のあることに向かって働いている」、「チームメンバーとの協力が何らかの形で大きな計画の一部になっている」と感じたいと思うものです。チームの目標や動機を明確にすることは、正しい方法で行えば、チームメンバー全員にその意味を伝え、より大きなチームの一員であることを実感させ、信頼させることに繋がります。

そうすることで、チームメンバー全員が、自分が何のために働いているのか、そして仲間も自分と同じなのだということを知ることができるようになるでしょう。そうすれば、たとえ対立や意見の相違があったとしても、チームメンバーは、自分たちの目的を表す集団言語と、自分たちの方向性についての共通理解に立ち戻ることができるのです。

ですから、目的や目標を明確に伝えることは、チームメンバーが何か意味のあることの一部であると感じられるような、信頼できる雰囲気を確立することに繋がります。そしてそれはまた、チームメンバー同士を結びつけ、共通の理解と信頼の言語を確立することにもなるのです。

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最後に:チームビルディングの役目

チームビルディングアクティビティは、チームの信頼関係を築き、高めるために非常に効果的な方法です。インバイトジャパンが提供するチームビルディングの為のアクティビティは、ターゲットを絞ったチャレンジを通して、コミュニケーションスキルの向上を促進し、チームがどのようにお互いをサポートし、励ましているかを意識させるようにデザインされています。

さらに、当社のチームビルディングアクティビティは、創造性と既成概念にとらわれない思考を刺激し、チームメンバーにチームの新しい形について考えさせ、より明確で意味のある目標を設定させることができます。

オンライン、屋外、オフィスなど、インバイトジャパンはお客様に合ったチームビルディング・プログラムを多数ご用意しています。   詳細につきましては、お気軽にお問合せください。