チームビルディングの仕組みとは?

Table of Contents

皆さんはチームビルディングの会社のウェブサイトを訪れ、コンテンツを読んでも「なるほど。でも実際にはどういった内容で、チームにどう機能するのだろう?」と漠然とした疑問が残るのではないでしょうか?アクティビティが実際どのようなものなのか、チームにどのような影響を与えるのかなど、想像して十分に理解するのは困難なものです。 

適切なチームビルディングプログラムを選ぶためには、そのプログラムが実際にどのように目標を達成するのかを十分に理解することが重要になります。チームビルディングプログラムの仕組みはそれぞれのプログラムによって少し異なります。例えば、PDCA(Plan, Do, Check, Act)のような教育的概念に基づいたものもあれば、トラストフォールやトラストウォークのような、チーム強化に重点を置いたアクティビティプログラムもあります。また、近年注目を集めている謎解きや脱出ゲームをベースにしたプログラムもあり、これらはインバイトジャパンの提供するプログラムの中でも特に人気を博しています。

チームビルディングは必ずしもかしこまった研修である必要はありません。大きなプロジェクトの完了を祝って同僚と食事やお酒を飲みに行くのも、チームビルディングのひとつです。また、会議の最後に10分程度の簡単なアクティビティを行うだけでもチームビルディングになります。 

しかし、すべてのチームビルディングプログラムは、チームをより強く、より効果的にするために、同様の戦略的原則を用いています。これらの原則を理解することで、チームビルディングプログラムを選ぶ際により多くの情報に基づいた判断ができるようになり、また、アクティビティを通して得られる経験に何を期待するかについて理解し、チームを十分に備えることができます。

次の記事では、チームビルディングを機能させるための原則についてご説明します。前編では、チームビルディング活動全般について説明します。そして後編では、インバイトジャパンのチームビルディングプログラムと、それらが非常に効果的である理由について説明します。

Part 1: チームビルディングを成功させるための原則

次に挙げるのは、チームビルディングプログラムの主な目標と戦略です。これらの戦略は、チームビルディングをうまく機能させ、チームを強化し、より効果的にする方法を示すものです。

チームに時間と空間を与える

チームビルディングを効果的に機能させるための最も基本的な原則は、チームが集中できる時間と空間を整えることです。これは当たり前のことのように思えるかもしれませんが、とても重要なことです。私たち個人が、自分自身に集中して考えるための時間と空間が必要であるように、チームもまたチームであることに集中するための時間と空間を必要とします。

とはいえ、特別な時間と空間は必ずしも重要ではありません。10分間のチームビルディングセッションでも、3日間のセミナーでも開催は可能です。また場所についても、オフィスの会議室であろうが、ハワイのリゾート地であろうが、どこでもチームビルディングを行うことができます。

重要なのは、日常業務とは別に、チームの空間と時間を確保することです(下記の「ルーチンを変える」項を参照)。チームビルディングは、オフィスでの日々の仕事の合間に自然にできるようなものではありません。

最も効果的なチームビルディングプログラムは、参加者がアクティビティに没頭できるようなタイプのものです。そのようなプログラムは、参加者をチームビルディングの【世界】に完全に引き込むことができ、そうすることで参加者は心を開いて集中することができるのです。

インバイトジャパンでは、チームビルディングの【世界】にチームを完全に没入させ、自然にチームでの共同作業に集中させることを可能にする、エキサイティングな謎解きチャレンジプログラムを提供しています。また、インプロ(即興演劇)も、チームをチームビルディングに没頭させ、メンバー間の絆を深め、創造性を発揮してもらうための有効な手段の1つです。

リスクの少ない環境でチームを試す 

チームビルディングの仕組みのもう一つの基本的な戦略は、リスクの少ない環境で何か難しい課題に挑戦し、その成功体験をチームで経験することです。これがどのように役立つのか、疑問に思われるかもしれません。

では、現実の世界での難しい挑戦に備えるために、チームビルディングプログラムも敢えてリスクの高い環境で行われるべきだと思いますか?

直感に反して、答えは「ノー」です。

仕事をしていると、人々は仕事の成果や評価に関わるような多くのプレッシャーに直面することがあります。そのような状況では多くのストレスや恐怖が生じるため、人はしばしば自己防衛本能を働かせ、生き残るための反応をします。また時には、チームの健全性を無視した戦術をとることもあります。

チームビルディングでは、このような生存競争的な反応を断ち切り、チームワークで状況に対処するという別の手段があることを、チームメンバーに理解させることができます。そのため精神的に(時には肉体的にも)ハードな課題に挑戦してもらいますが、もしチームがその挑戦に失敗したとしても、それにより大きな損失や外部からのプレッシャーを伴うことはありません。

このようにして、参加者はリラックスして取り組むことができるので、個人として生き残ることよりも、チームとしての活動に真に集中できるようになります。大口顧客を失ったり、重要なプロジェクトを台無しにすることを心配することなく、さまざまな意思決定、役割、問題解決のための考え方を試すことができるのです。

また、リラックスして楽しむことで(下記を参照)、チームと一緒に過ごす時間が楽しく感じられ、成功がチーム全体にとって有益で本質的な善であるという感覚を共有することができます。たとえチャレンジに失敗したとしても、チームはその体験を笑い話にすることができ、今後の改善方法を学ぶことができます。

何があってもチームはチームとしての学びを共に手に入れ、プログラムを終えることができます。この経験を通して学んだ教訓は、次にチームが実際にリスクの高い挑戦に直面した際に応用することができるため、チームは争いやストレスを軽減しながら、より良い意思決定を行うことができます。

ルーチンを変える

チームを日常のルーチンから切り離すことは、チームビルディングが効果的に機能するためのもう1つの重要な要素です。 とはいえ、ルーチンがチームにとって重要でないというわけではありません。ルーチンは構造と安定性を提供し、タスクを遂行する際にチーム内の摩擦を減らします。

しかしその一方、ルーチンワークは、自己満足、退屈、惰性につながってしまう可能性もあります。ルーチンに沿った作業では、新しい視点やアイデア・方法を取り入れることができない、現状維持の考え方になってしまう可能性があるのです。だからこそ、時にはルーチンを敢えて壊すことも大切なのです。

日常のルーチンから一歩外に出ると、とても新鮮な気持ちになります。心を開いて、自分の習慣や既成概念について意識的に考えることができます。また、日常のルーチンから飛び出すことは、刺激的で楽しいものです。他の方法では得られないような新しいことを学んだり、経験することができます。

チームビルディングでは、このようにルーチンを破ることから得られる冒険心を大切にしています。まず第一に、チームビルディング自体が非日常的な特別なイベントです(上記参照)。そのため、チームは日常のルーチンから容易に脱却することができます。

第二に、チームビルディングはアクティビティ自体が、日常的に行われる普通の行動とは異なります。パズル、宝探し、スカベンジャーハント、ゲームなど、楽しくて刺激的な挑戦に取り組みます。

日常を離れチームで共に新しい体験をすることで、チームメンバーはリラックスして絆を深め、普段の役割や偏見から解放されやすくなります。また、チームメンバーは新たな視点で物事を見ることができるようになり、チーム全体がより効果的なチームへと発展・成長することができます。

チームの強みと弱みを発見させる

チームの改善と効率化を促進することは、チームビルディングプログラムの主な目標の1つです。チームビルディングによって、チームがより強く、より健康に、そしてより生産的になることを目的としています。

そのためには、チームが自分たちの強みと弱みを把握することが必要です。しかし、その強みと弱みを独自に見極めることは、チームだけではなかなかできないものです。

先に述べたように、チームは仕事や作業に追われていることが多いです。そのため、外部の助けを借りずに改善点を評価することは時に困難でしょう。現段階でチームは非常にうまく機能しているようでも、将来的に障害となりうる盲点に気づかない可能性もあります。

チームビルディングは、チームの強みと弱みの両方を認識するために非常に役立ちます。チームビルディングプログラムで行われるアクティビティは、意思決定、問題解決能力、助け合い、コミュニケーションの活性化、信頼の構築など、チームワークを効果的にする様々な側面に焦点を当てながら、チームが何かに挑戦することを目的としています。

これらすべての面において完璧なチームはありません。しかし、完璧であることはゴールではありません。むしろ、チームがどこを改善すべきか、どこで成功を祝うべきか、そしてどうすればお互いの目標を達成できるかをチームが理解できるようにすることが重要なのです。なぜなら、最終的にチームが協力してこそ、初めてチームビルディングの挑戦に成功することができるからです。

強みと弱みは、チーム全体だけでなく、個人にも当てはまります。チームワークとは、個人個人の強みを組み合わせることで、その力が倍増することです。チャレンジの過程でチームは各メンバーがそれぞれに持っているスキルを理解するようになりますが、中には驚くような意外なものもあります。チームビルディングで行うアクティビティは日常の仕事の中では行わないようなものなので、自分たちでも知らなかった長所や短所を新たに発見することがあります。これもチームビルディングのプロセスの一環なのです。 

チームビルディングのプログラムの中には、ディスカッションの時間がプロセスの一部として組み込まれているものもあります。これは、チームがどのように効果的に機能しているかを批判的に考える上で有益です。もしプログラムの中にディスカッションが含まれていない場合でも、プログラム終了後にチームでディスカッションやデブリーフィングを行うことで、経験の定着を図ることができます。

共に学ぶ

強みや弱みを発見することは、チームビルディングで行われる総合的な学習プロセスの一部です。チームが共に学ぶとき、チームは一緒に成長し、より親しくなっていきます。しかし、ここでいう学習とは、教室などで行われるものとは異なった環境で行われることが多いです。

チームビルディングには、アクティブラーニングが活用されています。アクティブラーニングとは、参加者が自分の学習プロセスに積極的に関与することを意味します。つまり、ただ受動的に聞くのではなく、話したり、議論したり、環境と対話したり、創造したりするのです。

アクティブラーニングは、プログラムに挑戦している過程で行われています。プログラムの中で、メンバーは試行錯誤しながら新しいスキルを学んでいきます。また、どうすればいいのかをチームで議論し決断するプロセスの中で、参加者はお互いに学び合うことができます。

このアクティブラーニングのプロセスは、効果的なチームであることをチームに教えてくれます。また、より良いコミュニケーションと意思決定の方法、お互いの信頼関係、そしてお互いの強みの活かし方を学ぶことができます。チームメンバーは、お互いに学び合うことで、それぞれが発揮できる価値や能力を認識するようになります。

チームビルディングプログラムによっては、より本格的に教育的なプログラムを設けている場合もあります。ワークショップやレクチャーなどを中心とし、ファシリテーターにより講演がされたり、有用な情報を提供したりします。通常このような講演は、アクティブラーニングの重要な要素をより明確に参加者に伝えるため、チームビルディングのメインアクティビティを補足するために行われることが多いです。

チームで一緒に楽しみ、思い出を作ろう

チームビルディングは、チームを日常のルーチンから解放する(上記参照)とともに、チームに楽しさや面白さを提供します。これが、チームビルディングが効果的に機能する理由の大きな秘密の一つです。チームビルディングプログラムというと、楽しいアクティビティであるということを強調される場合が多いのですが、それにはいくつかの理由があります。

最も明白な理由は、チームビルディングでは参加者の興味を引き、アクティビティに没頭して貰いたいからです。退屈なプログラムでは気が散ってしまい、参加者の集中力が途切れてしまいます。楽しくリードすることで参加者の集中力を高め、より効果的な結果をもたらします。

また、楽しいアクティビティにより、チームメンバーはリラックスすることができ、新しい経験や視点を受け入れることができます。ルーチンを破るのと同じように、チームが一緒に楽しむことで、一緒に仕事をしようという意欲につながり、課題へのチャレンジを楽しいものとして捉えることができるようになります。また、会話やコミュニケーションも積極的になり、この教訓は、実際の職場にも適用されます。

最後に、チームとして楽しむことは、良い思い出や経験の共有を生み出します。先に述べたように、リスクの少ない環境でチームが楽しむことができれば、結果として成功しようと失敗しようと、後で笑い話にできるような良い思い出を作ることができます。これはまた、チームのメンバーが協力してタスクに取り組んでいるというポジティブなイメージに拍車をかけ、より強固で結束力のあるチームを形成するのに役立ちます。

Part 2: インバイトジャパンのチームビルディングの仕組み

チームビルディングの一般的な仕組みについてご説明したので、この機会にインバイトジャパンのチームビルディングプログラムについて具体的にご紹介したいと思います。上記の側面に関連してそれらがどのように機能するかを示し、私たちがこれまで数多くの会社にチームビルディングを提供してきた経験から、何が期待できるかをお伝えします。

インバイトジャパンのチームビルディングの主なラインナップは、オンライン・チームビルディングスーツケース・ミステリー(お好きな会場に設置できるポータブルキット型パズルゲーム)、街歩き謎解き(スカベンジャーハントゲーム)などがあります。これに加え、心理的安全性チームの役割アンガーマネジメントなどをテーマにしたワークショップをプラスしたプログラムも人気です。また、インプロ(即興劇)の技法を取り入れたアクティビティを用いて、チームの絆を深め、創造性を解放するためのインプロセミナーもあります。

インバイトジャパンの提供するチームビルディングイベントでは、すべてパズルをベースに構成されています。コンテンツには、多くの異なる種類のタイプのパズルが使われていて、論理、数学、パターン認識、空間的推論、水平思考など、さまざまなスキルが試されます。制限時間内(イベントによって異なりますが、通常は1~3時間程度)にミッションを成功させるには、チームで協力してこれらのさまざまなスキルを活用する必要があります。

恐らく既にお分かりのように、パズルをベースにした当社のチームビルディングプログラムは、先程述べたすべての側面を備えています。チームが自分たちの強みと弱みを試し、共に楽しんで学ぶことができるように、通常のルーチンとは異なった「リスクの少ない環境」をご用意しています。

パズルは楽しいだけではなく、チャレンジ精神を促し、やりがいを起こさせます。

また、日々の仕事からの気分転換をもたらします。新しい経験や精神的な刺激を受けることで、チーム内での会話も弾みます。パズルに夢中になるうちに、自然と絆が深まり、協力し合えるようになります。

言い換えれば、当社のチームビルディングは実に効果的であるということです。だからこそ、多くの顧客の皆様に支持され、何度もリピートして頂けているのです。

Share this post

Share on facebook
Share on twitter
Share on linkedin

Related Article