訪日インセンティブ旅行で日本文化に親しむ特別な体験を

目次

豊富な観光資源、四季折々の旅行体験、多彩な日本料理、奥深い文化などから、日本をインセンティブ旅行の目的地として選択する海外の企業が増えています。

特に新型コロナウイルスが蔓延する前の2012年から2019年にかけては、インバウンド需要が年々着実に増加していました。かつては物価高のために訪日が難しかったアジア諸国の企業も、経済成長や円安によって訪日のハードルが下がり、インセンティブ旅行の目的地として日本を選択する企業が多くなっています。また、日本企業の海外現地法人や支店が、会社に貢献した社員を日本に招待する報奨旅行も増えてきています。

インセンティブ旅行(報奨旅行)とは

インセンティブ旅行(報奨旅行)は、MICE事業(Meeting 企業等の会議、Incentive travels 企業等の行うインセンティブ旅行、報奨・研修旅行、Conferences/Conventions カンファレンス/コンベンション 国際機関・団体・学会等が行なう国際会議、Exhibitions/Events エキシビジョン・展示会・イベント)の1つで、社員や販売店、顧客のモチベーションを高めるために利用される旅行特典のことで、多くの場合、成績優秀者に与えられます。その目的には、モチベーション向上の他に、ノウハウの共有、商品知識の共有、チームビルディングという研修的な内容も多く含まれています。

トップクラスの社員が参加するインセンティブ旅行には、山岳リゾートでのチームビルディング、豪華客船でのクルーズ、高級ビーチクラブでの全額負担の家族旅行まで、さまざまなものがあり、企画者は、最高のおもてなしや特別な体験を提供するためのさまざまな演出やプログラムを企画する能力が必要とされます。

企業のインセンティブ制度とは?

インセンティブ制度とは、従業員のモチベーションを高め、仕事への満足度を向上させ、特定の目標を達成させるために企業が実施する制度や活動のことを言います。制度には長期的なものと短期的なものがあり、費用や複雑さ、提供される報酬の性質もさまざまです。

インセンティブ制度は、従業員が認められ、感謝されていると感じるのに役立ちます。その結果、従業員の離職率や、職場の生産性の低下を抑えることができるのです。インセンティブは、チームメンバー全員に明確に伝えられ、そして具体的な業績目標に関連している必要があります。

しかし、従業員の満足度を高めるために単に報酬を提供することは、ベストなアプローチではなく、むしろ逆効果になる可能性もあります。モチベーションを高めるために何が最も効果的であるかをよく研究した上で決定しましょう。 表彰式の活用は、モチベーションだけでなく社内でのエンゲージメントを高めることができるため、お勧めです。

「金銭」による報酬は、常に人気のあるインセンティブではありますが、チームメンバー間の不健全な競争を助長し、分裂を招く可能性もあります。近年では、金銭を使わない報酬や、受け取る人の生活の質を向上させるような「体験型の報酬」を提供することも一般的になってきています。非金銭的な報酬は、従業員の達成感を思い出させてくれるという意味で、多面的な役割を果たします。

金銭以外の報酬には、次のようなものがあります。

  • インセンティブ旅行(国内・海外)
  • 映画や観劇・コンサートのチケット
  • 食事券
  • 旅行券
  • 専用の広い個室オフィス
  • フレキシブルな労働時間
  • 従業員特別割引
  • 各種ギフトカード・コーヒーチケット

これらの中でも、最も人気のある報酬の1つ、「インセンティブ旅行」について後ほどご説明します。

目標と目的を明確にする

インセンティブ制度を取り入れる際は、その目標と目的を明確にすることが非常に重要です。制度は常に、ビジネスの価値と従業員の価値を一致させ、相互に利益をもたらすことを意図して作られる必要があります。

インセンティブ・プログラムの提案に賛同してもらうためには、従業員の参加と関心が重要ですが、そのためには、プログラムが分かりやすく、目標が達成可能であることを確認してください。また、なぜその行動を要求しているのか、それによってどのように業績が向上するのか、そして最終的に何が得られるのかを、従業員が理解できるようにしなければなりません。目標が曖昧だと、従業員のやる気をそぐだけでなく、あなたの努力も認められなくなり、従業員との信頼関係も崩れてしまいます。

測定可能な目標の設定とパフォーマンスの追跡

インセンティブ・プログラムが最良の結果をもたらすためには、測定可能でなければなりません。各チームや従業員が、自分の貢献度を確認し、達成感を得られるように、プログラムを個別化しましょう。従業員が貢献すればするほど、インセンティブが変化するような段階的なプログラムを導入すれば、達成感を得ながら、最も投資した従業員を評価することができます。また、チームの誰もが疎外されないように、公平で事実に基づいた方法で結果を得ることで、透明性が生まれ、経営陣と従業員の間でポジティブなフィードバックのループが形成されます。

インセンティブ制度のメリット

従業員のモチベーションが上がる

インセンティブ制度は、仕事の業績が直接報酬となって返ってくる為、社員の士気が向上し、モチベーションを高めることができます。

生産性が向上する

従業員は、目標達成のためにワークフローや仕事の進め方を改善するようになります。時間を意識するようになるため、仕事の効率が上がり、生産性の向上と会社の利益につながっていきます。また、従業員同士の健全な競争意識を促すことで、組織全体も競争力のある組織へと成長していきます。

成果が正当に評価される

成果に対する評価基準が明確であれば、一人ひとりの実績が正しく評価され、不公平感が減ります。また、目標達成のためにどのような行動をとれば評価されるのかが明確になり、個人のやるべきことが明確になります。

離職率が低下する

インセンティブ制度を活用したメリハリのある評価は、社員の働きがいにつながり、優秀な人材が長く働いてくれる環境をつくることができます。物質的インセンティブ以外にも、人的インセンティブや評価的インセンティブなど、社員にとって働きやすい環境を整えることは、離職率の低下につながります。

インセンティブ制度のデメリット

仕事の質が低下する

特に生産部門の従業員は、生産量を過度に重視し、生産物の品質をおろそかにする可能性があります。また、インセンティブの条件を達成しようと目先のノルマや報酬にとらわれ、仕事全体を見渡せなくなり、それ以外の業務がおろそかになることもあります。

職場の人間関係が悪化する

成果をあげている従業員だけがインセンティブを得ることができるため、社員の間で優劣の差が目に見えてしまい、ライバル心や嫉妬心などのネガティブな感情が発生する可能性があります。その結果、チーム全体としての結束力が阻害され、情報やノウハウの共有が活発に行われなくなったり、同僚へのフォローや後輩への指導がおろそかになったりする恐れもあります。

モチベーション低下につながる可能性もある

成果を出してインセンティブを得た従業員は、さらなる高みを目指してモチベーションを高く維持できる一方、成果が出せなかった従業員はインセンティブを得られず、給与が上がらないことで意欲を失い、さらに努力が減退するという負の連鎖に陥ってしまうこともあります。

健康が阻害される可能性がある

より多くの収入を得るためにオーバーワークになりがちな従業員もおり、健康に影響を与える可能性があります。また、インセンティブ制度によって過剰な心理的ストレスをかかえてしまう危険性もあります。

訪日インセンティブ旅行での特別な体験

江戸ワンダーランド・日光江戸村での忍者体験

時代劇に出てくるような江戸の町を再現した雰囲気たっぷりのテーマパーク。忍者やお姫様のコスチュームをレンタルできたり、花魁道中があったりと、一日思いっきり楽しめます。ショーは日本語ですが、大半はセリフ無しの殺陣なので、外国からのお客様でも楽しめます。間近で見る迫真のアクションは見ものです。閉園後に園内を貸切り、企業のプライベートパーティーを行なうことも可能。大人数のインセンティブツアーにおススメです。

金継ぎ体験

金継ぎ体験

金継ぎは、欠けたり割れてしまった陶磁器を、漆と金粉を使って修復する室町時代に生まれた日本独自の伝統技術です。金継ぎによって出来た跡を「景色」と呼び、壊れたという歴史も良いものとして愛でる風習は、世界でも類を見ない珍しい美意識です。壊れた器を美しく修復し大切なものを長く使っていけるため、サステナブルな取り組みとしても、今注目を集めています。

日本各地で「金継ぎ体験ワークショップ」が開催されてますので、ぜひ日本独自の技法を体験し、特別な思い出の器をお持ち帰りしてみてはいかがでしょうか?インバウンド旅行者の体験も増えています。

街歩き謎解きツアー

街歩き謎解きツアーは、各地に点在する史跡や名所を、与えられた手がかりをもとに探し、隠された謎を解いていく街歩きアクティビティです。参加者はチームに分かれ、すべての課題をクリアしたら、ゴール地点に向かいます。コミュニケーションを育む要素にあふれた楽しいゲームで、自らの足でエリアを探索できるため、違った視点で日本のローカルエリアを満喫することができます。

パズルバザール

パーティー会場に動きと楽しさを加えたいなら、パズルバザールがおススメです。バイキング形式にパズルステーションを自由に動き回り、参加者同士の交流を深めます。パズルで使う小道具には和小物もあり、直接触れてじっくり観察してパズルを解くことで、日本の民芸品をより身近に感じる事ができます。景品付きのチーム対抗戦にすることで、パーティーをより盛り上げることができます。

寺院巡り

寺院巡り

日本人にも寺院巡りは人気の観光スポットですが、外国のお客様にとってもお寺や神社は異国の文化に触れる人気の観光スポットです。以下が海外のお客様に人気トップ5の寺院です。瞑想や禅、茶道などを組み合わせて体験できるツアーも大変人気です。

第1位:伏見稲荷大社(京都府)

第2位:宮島と厳島神社(広島県)

第3位:東大寺(奈良県)

第4位:金閣寺(京都府)

第5位:清水寺(京都府)

まとめ

インセンティブ旅行は、参加者の高い満足度を得られるビジネスツールです。参加者に「また参加したい」「そのために頑張る」というモチベーションを持たせることで、ビジネスの加速と拡大につながります。担当者の負担は予想以上に大きくなりますが、日本ならではの特別な体験ができるプランなら、大切なお客様にも良い思い出を残すことができるでしょう。