2021年を振り返る part 1:当ブログの主なテーマとトピックについて

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Table of Contents

年末年始にその年を振り返ってみることはとても大切なことです。私たちはチームビルディングの会社として、個人に限らず特にチームがこの習慣から受ける恩恵は大きいと信じています。なぜなら真の成長と変化は、反省の上にしか生まれないものであるからです。

このことを実践するために、今年最後の2つのブログ記事は「2021年に私たちが学び、そして達成したことを振り返る」というテーマでお届けします。

まず今回は、この一年間にこのブログで取り上げたテーマやトピックを振り返ってみることにします。2021年は私たちがこのブログを大幅に強化し、より定期的に投稿するようになった年でした。これによりリモートワーク、ハイブリット、在宅勤務チームのモチベーションの上げ方など、今多くのチームに影響を与えているさまざまなトピックをより深く掘り下げることができました。

また「心理的安全性」や「レジリエンス」といった複雑なトピックについても、より詳細な調査を実施しました。これらはチームビルディングに関わる比較的新しい概念であり、今この瞬間に必要とされるものであると判断したため取り上げたものです。

 ではこれらを踏まえて、2021年に取り上げた重要なテーマを一緒におさらいしてみましょう。来る年に向けての心構えのお手伝いになれば幸いです。

1. チームの結束

2021年の最初の数カ月間、私たちが重視したのは「チームの結束」でした。当時はパンデミックの終わりが見えないまま、既にほぼ1年が経過していた時期です。リモートワークへの移行によってもたらされた当初の熱気は、多くのチームの中で次第に薄れ始めていました。そして各自が自分の殻に閉じこもりがちになり、チームの結束が弱まりつつあることを感じる人が増え始めたタイミングでもあります。

そんな時に書いたこれらのブログの目的は、(特にリモートワークの環境において)チームの結束をより意識してもらうことでした。チームの結束は当たり前に発生するものではありませんし、軽視して良いものものでもありません。チームの結束に焦点を当てることで、リモートワークやパンデミックによる倦怠感の影響に対抗することが可能になるのです。

ブログでは、チームが一体となるにはどうしたらよいかを考えました。そこで私たちが確認したチームの結束に必要な4大要素は、以下の通りです。

  • 信頼
  • チーム・アイデンティティ
  • 自信
  • 心の知能指数(EQ)

またチームの結束を深めて強化する決定的要因についても調べました。

  • 基準、価値観の明確化
  • グループのサイズと構造
  • 一緒に過ごす時間
  • 成功体験や目標の共有
  • 脅威と競争

このように決定的要因に着目することで、ストレスの多い時期やリモートワーク中でも、(例えばチームビルディングなどを通じて)チームの結束を強めること可能になります。

2. 心理的安全性

次に大きく注目したのは、パンデミックが始まる前からコンテンツへの導入を見据えて調査を始めていた「心理的安全性」です。心理的安全性という概念は、Googleが行った「良いチームとは何か」という研究によってもたらされました。この研究では、強力で生産性の高いチームとは、チームメンバーが「批判も含めて自分の意見を率直に伝え、感情を表現できるほど安全な職場環境だ」と感じているチームであると仮定しています。

心理的安全性の重要な要素の1つは、「対立を避けるべきでない」ということです。チーム内の良い対立は、生産的な成果や新しいアイデアに繋がることがあります。むしろ重要なのはこの対立を管理し、活用することです。そしてそれは、基盤となる職場環境が心理的安全性を保持している場合にのみ可能となります。

私たちはブログ記事で、「リモートチームには特に心理的安全性が重要である」と主張してきました。なぜなら、チームは「進化」してパンデミックによって生まれた新しい規範に適応するために、自分たちの仕事の進め方についてのアイデアや考えを交換し、自分たちのニーズをよりオープンにする必要があったからです。

さらにチームがオフィスに戻ったりハイブリッドにシフトする中では、心理的安全性はこれまで以上に重要な意味を持ちます。

3. SDGs

延期された東京オリンピックのお祭り騒ぎが本格化した夏には、少しギアチェンジをしてSDGs(国連が提唱する「持続可能な開発目標」)をテーマに掲げました。インバイトジャパンではこの時期、SDGsを切り口にした、中学・高校や大学向けの新しいチームビルディングプログラムも連動して開発・実施しています。

ブログでは、インバイトジャパンに勤める海外出身のスタッフが、それぞれの国におけるSDGsについて紹介するというシリーズもお届けしました。これは私たちにとってはチームビルディング一環のような側面もあり、お互いのことをより良く知り、それぞれの思考プロセスを学ぶ機会にもなりました。各自が同じトピックについて異なるスタイルや視点で書いているため、アイデアや文化を共有している感覚を得ることができたのです。

そしてこのブログは同時に、メンバーが個別に篭り、それぞれで耐え抜かなければならない状況の中でも、団結してよりグローバルに考えることができると示す、重要な役割も担っていました。

とあるブログの中で以下のようなまとめがあります。「考えてみれば、SDGsの進捗と世界的なパンデミック対策は、根本的にはそれほど異なるものではないのかもしれません。どちらも世界全体を考え、これまでよりも長期的なビジョンを持つことが重要なのです。」これは特に的を得ており、私たち全員が2022年に向けて持っておくべき良い教訓だと言えるでしょう。

4. モチベーションと燃え尽き症候群

2021年に「モチベーション」が大きなトピックになるのは、当然のことでしょう。私たちは皆、多かれ少なかれ、あらゆる場面で窮屈な思いをしてきましたからね。そこでいくつかのブログでは、チームだけでなく、個人がリモートで仕事をする際にモチベーションを高めるためのツールをご紹介しました。

ここでの主な収穫は、モチベーションは人によって違うということと、モチベーションには当然ながら浮き沈みがあるということです。しかし結局、(特に在宅勤務の場合においては)新しい状況で実験し、自分たちのモチベーションを上げるためのさまざまな方法を学ぶことが重要であるという結論が出ました。

  また、内面から生まれる「内発的動機づけ」と、外面から生まれる「外発的動機づけ」の違いを認識することも重要です。チーム全体としては、報酬、成功体験の共有、感情的な働きかけといった外発的動機づけによって、厳しい状況下でも互いのモチベーションを高め合うことができます。

そして最後に「燃え尽き症候群と単なるやる気のなさは違うが、両者は関連している」という話をしました。モチベーションの低下は、仕事や人間関係に対する無関心や無気力状態が長く続く「燃え尽き症候群」の症状の一つであるケースが多く見られます。ただのモチベーションの低下と燃え尽き症候群の大きな違いは、燃え尽き症候群は圧倒的に組織の仕組みやコミュニティの問題に起因するということ。つまり、チームや組織がメンバーと一緒に解決しなければならない問題であるということです。

5. レジリエンス

レジリエンスが今年の重要なテーマとなったのは、政治、気候変動、経済、公衆衛生など、あらゆるところでレジリエンスが議論されたからです。このように世界中がレジリエンスに注目しているように思えたのには十分な理由があります。サプライチェーンの問題や世界的なパンデミックなど、さまざまな問題が表面化する中で、多くの人が、これまで何よりも成長にこだわってきたことが、いかに厄介な結果を招いているかを考えていたのがその理由です。

レジリエンスにはチームにとっても深い学びがあります。レジリエンスとは、危機に適応することであり、困難に打ちのめされても立ち上がって前に進むことができる強さのことです。「回復力」とも言えるかもしれません。しかしそのためには、事前にチームを強化し、相互の信頼関係や柔軟な対応力といった強固な基盤を築く必要があります。いずれにも求められるのは、練習を積み重ね、弱点を見極める力です。 

このことは、私たちが長い間訴えてきた、「チームには定期的なチームビルディングアクティビティが必要で、それによってチャレンジ精神が高まり、よりレジリエンスが高まる」ということとつながっているのです。

6.ハイブリッドチーム

今年最後の大きなテーマは「ハイブリッドチーム」です。この言葉は実は非常に幅広く、さまざまなワークスタイルを包含することができます。あるハイブリッドチームでは、全員がある日は自宅で、ある日はオフィスで仕事をします。またチームメンバーが自宅やオフィスを含めて常に自分の好きな場所で仕事をするチームもあります。ハイブリッドチームには、より厳格なチームもあれば、よりオープンなチームもあるのです。

ハイブリッドは魅力的であり、仕事の性質と機能、特にオフィスの重要性に大きな変化をもたらすものだと私は思います。このブログでは、オフィスがいかに「ソフトワーク」(つまり採用された実際の仕事=「ハードワーク」以外の仕事)を生み出すかについてお話しました。同僚との交流やブレーンストーミング、政治活動、顧客との交渉など、これらはすべてソフトワークです。

残る問題は「実際に何が人を生産的にするのか」ということです。重要な仕事だけに集中できることでしょうか(これはリモートワークの成果の一つであったという研究結果もあります)。それとももっと複雑なことなのでしょうか。もしかしたら創造性を刺激し、新しいアイデアを考えるためにはソフトワークが私たちには必要なのかもしれません。

また分離とチームの一体感、そしてそれが将来のチームにどのような影響を与えるかという興味深い問題もあります。リモートチームはプロジェクトで一緒に仕事をするメンバーとはより親密になり、それ以外の人とはより距離を感じるようになります(サイロ効果)。

今後、チームやチームビルディングに何が起ころうとも、私たちは新しいトレンド、新しいコンセプト、そして有益なアドバイスについて、ここで議論していくつもりです。また、私たちが提供するすべてのチームビルディングサービスに関する情報を共有し続けることで、あなたのチームが将来のチャレンジに立ち向かえるようサポートします。

今年も当ブログをご愛読いただき、ありがとうございました!

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