2022年を振り返って:この1年の成功、成果、良かったこと 

2022年の成功のうち、最も誇りに思えるものを振り返り、それが私たちやチームビルディングプログラムにとって何を意味するのか、次の年に向けて考えていきます。

1年の終わりは、達成したことを振り返るのに最も適した時期です。チームであればなおさら、個人で達成したことだけではなく、チームで達成したことを振り返ることが大切になります。そうすることで、チーム全員が気持ちよく過ごせるだけでなく、「来年はもっといいことができるのではないか」と、自然と考えるようになるのです。

振り返りとは、過去を振り返ることだけではなく、未来に向かうヒントを見つけることでもあります。自分がどこから来たのかが分かれば、どこへ行くのかも分かるのです。

2022年は興味深い年でした。パンデミックと世界の状況について、すべてが良くなり始めた、折り返し地点のように思えました。それでも恐怖はまだ残っていますし、完全に状況から脱したわけではありませんが、もしかしたら、終着点が見え始めているような気がしたという人も少なくないでしょう。とは言え、ロックダウンや規制はほとんどなくなったものの、「第◯波」という状況はまだ訪れており、私たちの生活を混乱させています。

結局のところ、「中間的な年」だったのかもしれません。つまり、多くのチームにとって、常に変化し続ける不確実な世界の中で、安定と均衡を見出すのに苦労した年だったのです。

だからこそ、あなた自身とチームが成し遂げたことを祝って欲しいのです。たとえそれが「生き残り」を賭けた1年であったとしても。仕事や努力の面だけでなく、精神的な支えとなったものや流行ったジョーク、Slackへの面白い書き込みなど、誰も何も言わなくてもみんなが笑顔でいられたこと、続けられたことについてもお互いに感謝しましょう。

「振り返り」をするのです。飲みに行く前の数分でも構わないので、チームで一緒に振り返りましょう。ただ単純に、チームで達成したことと成功に酔い、自分たちの現状と今後の予定に感謝する時間を一緒にとってください。

このような考えのもと、2022年のインバイトジャパンの成功と実績をご紹介します。私たちは今、転換期を迎えていますが、ご覧のとおり、今年達成したことは来年以降、非常に大きな広がりを見せる可能性のある道筋を示しています。

1. 対面式イベントの増加

今年、私たちが非常に感謝していることのひとつは、対面式イベントが復活したことです。完全になくなっていたわけではありませんが、パンデミック期の大半において、対面式のイベントは非常に希少な存在になっていました。

しかし、2022年になると状況は一変しました。対面式イベントの依頼が殺到し、日本全国を駆け回ることになったほどです。 

東京、大阪、沖縄(下記参照)、京都で「スーツケース・ミステリー」のイベントを開催しましたし、特に横浜と浅草では、屋外での街歩き謎解きの需要が高まりました(下記参照)。

私たちはオンラインゲームに関連する仕事が大好きですが、対面式のイベントには本当に特別な、魔法のようなものがあります。おそらく、人々と交流し、その反応を直接見ることができるからでしょう。いずれにせよ、私たちは対面式イベントが好きで好きでたまらないのです。徐々に状況が改善され、大人数で会っても大丈夫だと感じてもらえる社会情勢になったことに、とても感謝しています。 

2. スーツケース・ミステリーin沖縄

また、対面イベントといえば、2022年に開催した「スーツケース・ミステリー:クラシック」がおそらく最大で、最も成功したイベントです。沖縄で約300人を集めたイベントでした。

このイベントは、私たちにとってさまざまな意味で挑戦でした。新しいスーツケースキットを作り、それをすべて正確かく安全に梱包し、イベント前に沖縄まで輸送しなければなりませんでしたし、見知らぬ土地で大型イベントを進行するため、メンバーのほぼ全員の予定を調整して沖縄まで行く必要がありました(私たちのメンバーのうちの一人が沖縄在住なのはラッキーでしたね)。そして当然ながらイベント終了後、すべてのキットを梱包して送り返す手順を練ることも大切でした。

しかし、あらゆる困難や失敗の可能性にもかかわらず、イベントは大成功を収めました。クライアントには非常に満足していただき、プレイヤーが楽しんでいるのを見ることができましたし、そしてすべてのロジスティクスが計画通りに進みました。

このイベントを振り返って、私たちが得た最も重要なものは、困難なことをみんなでやり遂げ、それを乗り越えたという達成感でした。会社として、チームとして、大きく成長できた沖縄のイベントは、私たち自身、そして私たちの未来にもプラスに作用しています。

3. 「スクール探偵」プログラム、始動!

私たちは数年前に、学校や教育施設を対象とした屋外での街歩き謎解き「スクール探偵」プログラムを開発しました。パンデミック中にある学校から「パンデミックの規制により、例年のプログラムが実施できなくなってしまったので、実施可能な遠足プログラムを探している」と連絡を受けたのが全ての始まりです。

そこで、私たちはSDGsに関連する教材(イベント前に学校で開催する事前学習ワークショップも含む)と、野外での街歩き謎解きが持つワクワクするようなパズルや「AHA!体験」の感覚を組み合わせたプログラムを開発しました。

このプログラムは成功し、それ以来ずっとお付き合いいただいています。そして2022年、このプログラムを希望する学校が劇的に増えました。このため、横浜と浅草にあるパズルを拡張することになったのです。

来年も引き続き「スクール探偵」の開催が予定されており、先生方にも生徒にも人気のあるプログラムになっているのは嬉しい限りです。

4. 「HSJ浅草」と「HSJ鎌倉」

これまで述べてきたように、2022年は対面式イベントの復活が大きな出来事でした。そして、その中で復活を遂げたのが、屋外での街歩き謎解き「HSJ(Hidden Secret Journey)」の浅草板と鎌倉版の2つのイベントです。

パンデミックの期間中、対面式の野外イベントを行ってきましたが、そのほとんどは横浜での開催でした。2022年は、雷門やアサヒビール本社ビル周辺を舞台とした浅草のプログラムの要望が多くなりました。そのため現在はそのゲームを拡張し、パズルの場所を増やしたり、新しいエリアを追加したりして、さらに大人数で遊べるようにしている最中です。

また、パンデミック以前から使われなくなっていた「HSJ鎌倉」も今年再登場しました。そのために、パズルやロジスティックなど、アウトドアゲームの水準を高めるべく、大幅なバージョンアップを行いました。

浅草も鎌倉も、歴史と文化にあふれた、野外パズルゲームに最適な場所です。来年はもっと多くのチームに体験してもらいたいと思っています。 

5. 技術力の向上

2022年を振り返るにあたって、これまで対面式のアクティビティに焦点をあててきましたが、オンラインゲームのことも忘れてはいけません。「Tabitantei(サービス提供終了)」、「シークレットエージェント」、そして今回の「OKINAWA ADVENTURE」は、パンデミックの間、旅行やロックダウンの制限があったにもかかわらず、私たちのチームビルディング・プログラムを国内外ともに利用しやすくしてくれました。

そして、2年以上にわたってオンラインゲームを開発・提供し続けてきた結果、アップグレードの時期が来ました。この技術的なアップグレードは、2021年後半にチームに加わったスタック開発者のJetの素晴らしい仕事によるところが大きいです。

彼の尽力の結果、私たちはオンラインゲームに外部のホワイトボードアプリやツールを使用することから脱却することができ、シームレスにスムーズなオンライン製品を作り上げ、チームがコラボレーションできる楽しい環境を作ることにも大成功しました。当社のオンラインゲームは、完全に生まれ変わったのです。

とは言え、バージョンアップしたのはオンラインゲームだけではありません。対面式のイベントにも、より多くの技術的なツールを取り入れることができるようになりました。その最大の例が、派遣型の「スーツケース・ミステリー」と街歩き謎解き「HSJ」のプレイ時間を計測・記録する方法を確立したことです。大規模なイベントでは、誰が最初にゴールしたのか(多くのお客様が知りたがっていること)を、より簡単に確認することができるようになりました。  

 6. OKINAWA ADVENTURE

オンラインゲームとテクノロジーといえば、2022年は「OKINAWA ADVENTURE」の年でもありました。最新のオンラインゲームである「OKINAWA ADVENTURE」は、インバイトジャパンのすべてのメンバーが関わり、何カ月もかけて作り上げた集大成です。

そして、本当に今までで最高の出来栄えだと感じています。パズルのデザインやウェブインターフェース、ストーリー、チームの動きなど、すべてが新鮮で、カラフルで、ゲームの舞台となった沖縄のように生命力に溢れてたものが出来上がりました。

このゲームでは、チームメンバーとの共同作業をいかに実現するかが大きなポイントです。オンラインか対面式かにかかわらず、私たちのゲームはすべてコラボレーションが基本ですが、リアルに交流していないオンライン環境では、それを実現するのははるかに困難なものになります。

しかし、「OKINAWA ADVENTURE」では、非対称パズル(チームメンバーによって受け取る情報が異なる)、投票型(チームメンバーの投票で正解を決める)、言語に依存しないパズルの解答を増やすことで、真にコラボレーションできるパズル環境の実現に成功しました。

このように、私たちのオンラインアクティビティの未来は、実に明るいと言えるでしょう。ハイブリッドやリモートワークはまだまだ続きそうですしね。

7. インターンシップ・プログラム

さて、ここからは2022年に真新しく行われた成果についてお話しします。まずは、夏の3日間に行われた「インターンシップ・プログラム」です。2人の素晴らしいインターン生(1人はパズルが好きで授業に取り入れたいと考えている学校の先生)が上野にあるインバイトジャパンのラボに来て、私たちが何をしているのか、どのように運営しているのかを学んでくれました。

インターン生がパズルを作っている姿を見るだけでも楽しいですが、同時に、私たちがなぜパズルを作っているのか、その背景を私たち自身がより深く考える機会にもなりました。パズルがどのように作られ、何が込められていて、何を考えながら作るのかを体系的に説明するカリキュラムのようなものを考える必要があったからです。

このプログラムから、パズル作りの基礎を教える新しいワークショップも生まれ、早速来年から取り入れたいという学校も出てきました。

 8. Dragon Dash! 

2022年からの最後の成果は、厳密にはまだ未完成です。しかし、それでもいいのです。私たちは、チームが楽しめるように手を広げ、まったく新しいプログラムを作っているという事実を祝いたいのです。

「Dragon Dash!」は、パズルとフィジカルチャレンジのミックスで構成され、周遊方式で設計された新しいイベントで、今まさに制作中です。「スーツケース・ミステリー」のように(外でも)どこでもできるけれど、「HSJ」のようにもっとアクティブに動き回るプログラム、というのがコンセプトです。

詳細はまだ決まっていませんが、これは私たちのクリエイティビティが充電され、準備が整っている証拠です。来年はどんな新しいチャレンジやプロジェクトが待っているのでしょう?楽しみで仕方ないですね!

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