フランスにおけるSDGs:グラン・パリ計画(より偉大な、より良いパリを築くための巨大プロジェクト)

Share on facebook
Facebook
Share on twitter
Twitter
Share on linkedin
LinkedIn
フランスSDGs

Table of Contents

2007年の発表以来、フランスでは大規模都市再開発計画「グラン・パリ(Le Grand Paris)」が進行しています。

このプロジェクトは、パリ周辺の都市を統合し、世界最大級のメトロポール(大都市間の統合が最も進んだ形)「グラン・パリ」を建設しようというものです。

またこのプロジェクトは、持続可能な開発目標(SDGs)に可能な限り沿うように設計されています。

プロジェクトの目的

このプロジェクトの結果、パリとその周辺都市の移動がより簡単になり、より良い交通手段を活用することで二酸化炭素排出量の削減が可能になります。また同時に、仕事、文化、教育、スポーツへのアクセスに関して、パリ中心部だけでなく、新しいメトロポール「グラン・パリ」に住むすべての人の地域的な不平等の軽減も見込まれています。

ここからはその詳細をご紹介します。

プロジェクトが目指すものは、より持続可能なメトロポールの実現

  • より良い交通システムの活用で自動車の使用を減らし、同時に地理的な理由による不平等を解消する。
  • グラン・パリ周辺の人々の移動能力を向上させることで、何百万人もの生活の向上を助ける。
  • 200km以上の新しい地下鉄路線、68の新しい駅が建設される。すべての建築物は、環境への影響を軽減するために請負業者に義務付けられている環境チャートの対象となる。

自然に寄り添って建設された、“明日”のための都市の開発

  • 環境に優しい素材を最大限に使用し、建物のエネルギー効率を最適化した新しい住宅やインフラを建設する。
  • すべての新しい建築物は自然との共存を念頭に置いて考えられ、新しい建築方法の革新が奨励される。
  • グレート・パリの住宅は、破壊的でない方法で自然とつながっている。
  • 生物多様性への影響を補う – 大規模なメトロポールの建設は、必然的に地域の生物多様性への影響をもたらす。これを補うために、新しいプロジェクトの近くに新しい木を植えるなどのプログラムが開発されている。

文化への平等なアクセスを可能に

  • 文化へのアクセスに関する地域間の不平等を是正し、観光産業をパリ中心部に集中させないために、セーヌ川を開発の軸として利用。新しい文化拠点、インフラの改修、これらの拠点へのアクセスの改善と容易化も「グラン・パリ」プロジェクトに含まれている。

今回はSDGsをテーマに、世界的大都市であるパリに絞って話題の「グラン・パリ」を簡単にご紹介しました。また機会があれば、その他の地域との違いなどもレポートできればと思います。

今後のパリそしてフランスに是非ご期待ください。

SHARE THIS POST

Share on facebook
Facebook
Share on twitter
Twitter
Share on linkedin
LinkedIn

Related Article