私にできるSDGs – 今ある選択肢を見つめなおし、世界に変革をもたらす

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こんにちは。私はインバイトジャパン/なぞばこ東京のチームメンバー、Annaです。最近、私たちの会社では、SDGs(国連による持続可能な開発目標)をサービスや製品に取り入れようという試みを進めています。国際的なチームであることを活かして、弊社代表の山田さんからチーム全員に、それぞれの国や都市がSDGsをサポートするために何をしているかを調べるようにという宿題が出されました。

調査を始め、テーマ通りの「宿題」に取り組もうと思う一方、比較的早い段階で「自分が生活する環境の中で、自分自身に何ができるだろう」と考えるようになりました。そこで今回は、SDGsに貢献するために私が日常生活の中でできること、変えることができそうな習慣、身近にある小さなから考えていくことにしました。皆さんも可能性の枠の中で小さな一歩を踏み出すきっかけになればと思います。

私のカーボンフットプリント

まず手始めに、私自身のカーボンフットプリント(二酸化炭素排出量)を知ってみようと思いました。もちろん、二酸化炭素排出量は数ある測定方法のひとつであり、すべてを解決する答えにはなりえませんが、ひとまず、今日の自分と明日の自分とを比較できるような指標となる数字が欲しいと思ったからです。


今回はカーボンフットプリント計算機というものを試してみました。これは非常にアメリカ的なものではありましたが、少なくとも数値は分かりました。私は今2人暮らしで、アパートのとても小さな部屋に住んでいます。車は持っておらず、LED電球を使い、リサイクルもしています。電車で学校に通い、自宅で仕事をしています。私の知る限りでは、特に環境に優しいエネルギー供給会社は利用していません。そしてもちろん、パンデミックのため、1年以上旅行に行っていません。

このサイトによると、私の年間の二酸化炭素排出量は12.58トンで、これは180本の木(または、毎月13米ドルの寄付…)に相当するとのことです。ざっくりした計算だとは思いますが、ひとまず指標となる数字は得ることができました。

ウェブサイトを見ながら木を植えるとは?

180本の木…。以前、「エコシア/Ecosia – the search engine that plants trees」というウェブブラウザを使ったことがあるのですが、「エコシア」は、その収益を世界中の植樹活動に充てることを約束しています。このサイトを100%信用することはできませんでしたが、snopes.comで簡単に調べてみると、かなり正当性があると言えそうでした。では、これを使って実際に180本の「私の木」を植えることは可能なのでしょうか?


もちろんこの数字を鵜呑みにするつもりはありませんし、これによって私が二酸化炭素排出に関する免罪符を得られるとも思っていません。それでも私は仕事用のPCでエコシア・ブラウザを使い、来年中に180本の植樹の達成に挑戦するつもりです。

日用品や食品の影響は?

次に、インターネット上で個々の製品の環境的(あるいは社会的)影響をリストアップしている資料を探すことにしました。そのような資料が見つかれば、普段使っている何かを他のものに置き換えることが、実際に効果的かどうかを確認できると考えたからです。

例えば、私は最近、牛乳ではなくアーモンドミルクを主に飲むようしています。牛乳を頻繁に使わないことと、植物性ミルクの賞味期限が非常に長いことがその理由です。牛乳を買って飲みきる前にダメにしてしまうことが今までに何度もありましたが、アーモンドミルクの場合は、3週間程度は大丈夫なことが多くて驚きます。しかし、アーモンドミルクの製造について悪い話も聞きました。とは言え、多くの工業的な乳製品の製造方法が非常に残酷であることも知っています。…では、どちらの製品が比較的良い選択肢であると言えるのでしょうか?

別の例として、私は毎日非常に多くのカフェインを摂取しています。コーヒーはあまり飲まないので、飲むのはエナジードリンクです。通常1日に2〜3缶飲むので、1週間に約15個のアルミ缶(リサイクルしていますが)を使用することになり、内容物を含めて環境に与える影響に疑問が出てきました。そこで最近はエナジードリンクをやめて、紅茶や(たまに)コーヒーに変えるようにしました。しかし紅茶やコーヒーに関しても、農家の人たちが適切な労働環境下で一生懸命働いて、高品質な製品が適正な価格で取引がされているという幸せな想像したいところですが、私のように毎日の生活の中で高級品を買う余裕がない人にとっては、工業的な紅茶やコーヒーの生産状況は、とても不吉な底なし沼であるような気もします。では私は本当に良い行いをしていると言えるのでしょうか?エナジードリンクから紅茶やコーヒーに変えることは体のためには良いかもしれませんが、世界のためには本当に良い選択なのでしょうか?

ここで先程言った調べものをしてみました。調べると言っても、いつものようにソースや情報の出所を吟味したわけではありませんが、今回の目的は、あくまで持続可能性に少しでも貢献するための自分なりの選択肢を見つけることなので良いでしょう。

乳製品と植物性ミルクの比較は簡単に見つかりましたし、植物性ミルク同士の詳細な比較も確認できました。ネットを見ていると、アーモンドミルクは牛乳よりも環境には良いらしいが、大量の水を使うので風邪の原因になるとのこと。私が読んだ記事によると、オートミルクはすべてのミルクの中で最も環境に優しいそうです。ということで、今度牛乳が必要になったら、オートミルクを試してみようと思います。アーモンドミルクよりも安いかもしれないですし。

コーヒーの生産が各方面に大きな悪影響を及ぼしていることには今更驚きませんが、紅茶についてはどうでしょうか。また、砂糖や人工着色料を含むアルミ缶入りのエナジードリンクとの比較も気になるところです。

エナジードリンクとの比較を見る前に、紅茶とコーヒーの問題は驚くほど複雑に絡み合っていることに気が付きました。当然のことながら、紅茶やコーヒーにミルクを入れるかどうかが最大の要因です。次のポイントについては、正直言って今まで考えたことがありませんでした。お湯は必要以上に沸かさず、必要な分だけ沸かすほうが良いということです。確かに、ティーバッグよりもルースティーの方がずっと良いですし、コーヒーフィルターを捨ててフレンチプレスを使えるならば、それも良いことでしょう。少なくとも生産現場における環境面への影響は、紅茶とコーヒーはほぼ同じレベルにあるようだ、ということが分かりました。つまり、私たち自身があちこちで小さな変化を起こすことで、大きな成果に繋がるということです。

さて、ここで先程の大きな疑問に戻りましょう。私がエナジードリンクをやめることで、母なる地球は喜んでくれるのかどうか…。

意外なことに、環境にやさしい飲料容器という点では、アルミ缶は「良い」方に属しています(もちろん、リサイクルされることを前提にしていますが)。これは新たな発見でした。エナジードリンクを実際に製造する際の環境への影響についての情報は見つからなかったですし、正直なところ、自然主義的誤謬(しぜんしゅぎてきごひゅう)は魅力的です。だから私は紅茶を中心にたまにコーヒーを飲むことでカフェインを摂取する方が、エナジードリンクから摂取するよりも良いと思っているのですが、実際のところはよく分かりません。今の私には、自分で真実を見極めるための科学的リテラシーが欠けているようです。

また今回調査していて驚いたのは、チョコレートの生産は、スーパーで売られている中で環境問題の最大の原因だと私が思っていた牛肉よりもさらに環境に悪いということです。しかし申し訳ないとは思いつつも、チョコレートを食べないというわけにはいきません。ただ、これからはお財布が許す限り、スーパーでは環境や社会に配慮して作られたチョコレートを選ぶことにします。

世界の重荷を背負う?

私は第一世界の国に住む一個人に過ぎないので、2030年までにSDGsの目標を達成するために私ができることは僅かです。それでも私は日常生活の中で、最小限の、よりエコで倫理的な選択をすることができますし、このようなブログ記事を書くこともできます。そして最も重要なのは、自分の財布で投票することです。結局、世界に大きな変化をもたらすのは、大企業や社会構造でしょう。だからこそ、私たち全員が善良な人々から少し多めに購入し、悪質な人々からは少し少なめに購入することで、私たちが望むこと、つまり、地球上のすべての人に良い生活を送ってほしいということを伝えることができるのです。

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