私たちインバイトジャパンは、チームビルディングアクティビティを提供する会社として、私たちのサービスがあらゆるチームにとって本当に有益なものであると信じています。アクティビティやワークショップに参加することで、チームにどのような変化が起こるのかを実際に見てきたからです。笑顔から大笑いに変わり、プログラム終了後も興奮が続いていることを幾度となく実感してきました。
今年は特に、チームビルディングがもたらす影響をより強く実感する年でもあります。遠く離れた場所に居て、長い間直接会う機会のなかったチームが、通常とは異なる環境で絆を深めて一緒に楽しむ手助けをしてきました。ここでも、参加者の顔からチームビルディングのポジティブな効果を読み取ることができています。
しかし、チームビルディングのメリットに関する情報が全てと言って良いほど世の中に出回っているにも関わらず、同時にチームビルディングに関する多くの誤解もまだ存在しており、それによってチームがチームビルディングアクティビティを敬遠したり、選択肢を狭めている可能性が生じているとも感じています。
そこで今回のブログでは、私たちが長年の現場経験の中で遭遇した、チームビルディングに関する一般的な誤解を整理してみたいと思います。チームビルディングプログラムに何を期待すべきか悩んでいるチームや、チームビルディングの新しい選択肢を探しているチームの参考にしていただければ幸いです。
1. 自分のチームには必要ない
チームビルディングに関する最大の誤解の一つは「チームビルディングが必要なのは一部のチームだけだ」というものです。しかしチームビルディングは、問題を抱えていたり、必要性を感じているチームだけのものではありません。上手くいっているチームを含む全てのチームにメリットがあります。
チームビルディングとは、チームの回復力を強化し、何が上手くいっていて、何を改善すべきかを明確にすることです。そのためどんなチームであっても、このような練習から受けられる恩恵があるでしょう。実際、チームビルディングの教訓をよりよく浸透させ、習慣化するために、チームビルディングは定期的に行うことをお勧めしています。
しかし仮に、あるチームが驚異的に上手くいっていて、メンバーの仲も良いとします。もしそうであったとしても、チームのメンバーにはリラックスして一緒に楽しむ時間と空間が必要です。後程説明するように、チームビルディングは必ずしも改善に焦点を当てた深刻なものである必要はありません。チームビルディングとは改善を目的としたシリアスなものばかりではなく、時には楽しみながら行うものでもあるのです。
2. 退屈そう
先に述べたように、チームビルディングとは真面目にチームの改善方法を教えることだけではありません。もちろんチームビルディングの多くはチームを改善させることに基づいていますが、優れたチームビルディングは退屈なものではなく、深刻になりすぎない方法でこれを実現することができます。
私たちが伝えたい主なメッセージのひとつは、「チームビルディングにはさまざまな形がある」ということです。ワークショップや講演会など、教育に重点を置いたものもあれば、ゲームやアクティビティ(インバイトジャパンのパズルベースのアクティビティなど)もあり、そういったものは楽しく、精神的にも刺激的です。屋外や屋内、さらにオンラインでのアクティビティなど、さまざまな選択肢があります。
その中には、あなたのチームに合ったプログラムが必ずあるはず。最も重要なのは、チームビルディングをひとまとめで考えずに、チームを巻き込んで盛り上げることができるアクティビティを見付けることです。そのためには自分たちのチームを理解し、一緒に楽しむためにはどうすればいいのかを考えましょう。
3. 楽しいだけ、子供っぽい
反対に、チームビルディングは「楽しいだけ」「子供っぽい」という誤解を持っている人もいます。チームビルディングは「大人がゲームをしているだけ」であり、時間の無駄だと考えられているのかもしれません。
チームビルディングでゲームやアクティビティを多用するのは、参加者がプログラムのメッセージをより深く理解できるようにするためです。楽しんでいる時の方がより簡単に物事を学ぶことができますし、実際に何かに取り組むことで、教えられていることを双方向で理解することができます。
また、アクティビティでは「リスクの少ない課題」を作ります。チームにはストレスの掛かる(通常の業務に近い)課題ではなく、ストレスの掛からない(通常の業務とは離れた)ものに取り組んでもらうことで、通常の業務に近い不安やプレッシャーを感じることなく、一緒に作業をしたりコミュニケーションを取ったりする練習をすることができます。
要するに「ちゃんとした理由がある」ということです。しかし勿論、より「真面目」で教育的なアプローチを求めているチームには、心理学や集団行動などのチームビルディングに関する講義を含むチームビルディングワークショップを見つけることをお勧めします。
4. 一種類しかない
これは先程も少し触れましたね。このリストにある多くの誤解は「チームビルディングは一種類しかない」という思い込みに基づいて生まれています。これはチームビルディングの社会的な捉えられ方、あるいはチームビルディングに関する個人的な経験に起因するものかもしれません。
この誤解を解いておきましょう。チームビルディングにはさまざまなものがあります。楽しいものもあれば、真面目なものあり、長い時間を掛けるものもあれば、2分で終わるものもあります。
チームビルディングには様々な選択肢があることに気付くと、チームビルディングでできること、達成できることは本当に無限にあることが分かるでしょう。また、さまざまなタイプのチームビルディングを試してみることも、チームをより深く知るための良い方法となります。
5. 時間が掛かる
これもチームビルディングに関する大きな誤解の一つです。多くの人は「チームビルディングは長期間のプログラムやイベントとしてのみ価値がある」と考えているようです。また、チームビルディングのアクティビティを計画したり、探したりするのに多くの時間を費やす必要があるとも考えられがちです。
チームビルディングの会社がこんなことを言うのはおかしいかもしれませんが、チームビルディングは時間が掛かるものではありません。もちろん、私たちは1時間から1日までのプログラムを提供していますし、長いプログラムはチームビルディングの価値を強固にするのに適しています。しかし実際のところ、チームビルディングは短くても長くても構わないのです。
さまざまな運動や学習方法でもそうですが、例えあるセッションが他のセッションよりも短くなったとしても、定期的に練習を重ねることの方が重要であり効果的です。チームビルディングのためのアクティビティやアイスブレーカーには、簡単にスケジュールに組み込めるものがたくさんあります。チームビルディングと言ってもそんなに難しいことを計画する必要はありません。同僚と一緒にお酒を飲んだり、外を散歩したりするくらいの簡単なことで良いのです。
6. 高価である
時間的なコストと同時に、チームビルディングに掛かる実際のお金のコストも気になるところ。確かにチームビルディングにはお金が掛かります。しかし先に述べたように、チームビルディングにはシンプルで素早く行うことができるものもあります。特にあなたがリソースを駆使して、目の前にあるものを利用する場合は尚更です。
確かに専門の会社に長いプログラムを依頼すればお金が掛かります。それでもコストと利益を考慮すると、人間関係やコミュニケーションスキルを強化する優れたチームビルディングプログラムには、それだけの価値があると言えるでしょう。しかしそのためには、まず自分のチームを理解し、チームビルディングに何を求めているのかを知ることが大切です。そうすれば自分達に合ったプログラムを見付けることができ、お金を無駄にすることもないでしょう。
7. 一つの言語でしか利用できない
これは非常にニッチな誤解かもしれませんが、当社が国際的な企業であることを考えれば、このリストに載せない訳にはいきません。
実際に私たちは利用できる言語や、多言語でのイベントの運営について多くの質問を受けます。多くの人はチームビルディングのアクティビティは一つの言語でしか実施できないと考えているようですが、これは私たちに関して言えば事実ではありません。
私たちは既に何百ものイベントを多言語で開催してきました。ここでの問題は必ずしも言語ではなく、選ぶアクティビティの種類によって解決できることもあります。シンボルパズルやボディランゲージを使ったアクティビティなど、言語や言葉に頼らないアクティビティは多言語グループにとても適していますし、実際にコミュニケーションが自然に流れるようになるのを実感できることでしょう。
最後に
チームビルディングには様々なものがあることがお分かりいただけたでしょうか。どんなアクティビティができるのか、チームに何をもたらすことができるのかという点では、ほぼ無限の選択肢や可能性があると言って良いでしょう。チームビルディングアクティビティを選ぶ際に最も重要なことは、チームを最も活性化するために、手持ちのリソースでできることは何かを考えることです。そこまで分れば、あとはきっと上手くいくはず。
インバイトジャパンのチームビルディングアクティビティの詳細については、お気軽にお問い合わせください。屋内、屋外、オンライン、1日など、さまざまなタイプのプログラムをご用意しています。また全てのプログラムにおいて、完全なバイリンガル対応が可能です。きっとあなたのチームにぴったりのプログラムを見付けていただけることと思います。