2023年、私たちが楽しみにしていること:今後1年間の新しいイベントやプロジェクトをご紹介

2023年がやってきました!今回は新しいイベントのアイデアから、会社としての新年会まで、私たちインバイトジャパンのメンバーが今年最も楽しみにしていることをお伝えします。

2023年へようこそ!新しい年を迎えるのは、とても気持ちの良いものですね。私はいつもこの時期(新年が明けてすぐの1月初旬)を楽しんでいます。年末年始の慌ただしさから解放され、嵐の後の静けさのような、独特の落ち着きがあるからです。新しい年が落ち着き、2023年もいつも通りの生活を送る前に、呼吸し、熟考し、創造し、夢を見るための時期と考えています。

インバイトジャパンもまた、希望と夢を抱いているところです。パンデミックの影響による長い低迷期を経て、昨年から私たちにとって本当に勢いのある年になったばかりと言えます。2023年はその勢いを持続しながら、新たな状況やニーズに対応し、成長し続けられるような体制を整えていきたいと思います。

そこで、2023年に私たちが考えていること、話題にしていること、そして楽しみにしていることをリストアップしてみます…。 

2023年、私たちが楽しみにしていること

1. 「スクール探偵」の拡張(+学生向け新企画)

2022年、新しい校外学習のアイデアを探している学校が、私たちの「スクール探偵」プログラムに興味を持って、お問合せをくださるようになりました。「スクール探偵」はSDGsをテーマとした教育的なワークショップと、人気の屋外街歩き謎解きゲームを組み合わせた、学校向けに特別にデザインされたプログラムです。

そのため、「スクール探偵」は生徒にとって、たくさんのメリットがある素晴らしいプログラムであると自信を持っています。クラスやグループの生徒が新しい分野を探検し、お互いをよく知り、協力し合い、精神的に挑戦し、SDGsや社会的責任について学び、さらに英語の練習もすることができるという、一石何鳥にもなっているからです。

2023年はプログラムを拡大し、より多くの学校に参加してもらいたいと考えています。既に今年は「スクール探偵」の依頼を多く頂いています。それと並行して、浅草の企業向け街歩き謎解きプログラム「HSJ浅草」も、より大人数(スクール探偵は通常250~300名程度が一度に参加可能)に対応できるよう、バージョンアップを行っている最中です。

また、「スクール探偵」の他にも、学生や学校向けのプログラムを開発したいと考えています。パズルインターンシップのプログラムを学生向けのワークショップに発展させ、パズルの作り方や発想の転換を指導するという内容です。

そして「Dragon Dash!」は、現在ある学校のために制作を行っているプログラムですが、いずれは学校版と企業版の両方を作って、より大きな規模で提供したいと考えています。 

2. 「Dragon Dash!」の制作

「Dragon Dash!」は、現在開発中のエキサイティングな新プログラムです。スペースさえあればどこでも実施可能かつ周遊方式で、パズルとフィジカルなチャレンジを組み合わせたこのプログラムは、2023年のチームビルディング・プログラムのラインナップに加わることでしょう。

今回は学校向けのプログラムですが、今後は企業グループにも対応する予定です。他のイベントと同様、どのようなグループでも楽しく遊べるように、少し手を加えたバージョンも用意する予定です。

「Dragon Dash!」はよりアクティブなスタイルのパズルゲームで、持ち運びも可能なものにしたいと考えています。特に、街歩き謎解き「HSJ」シリーズのエリア(現在、浅草、横浜、日本橋)の近くには行けないけれど、何かアクティブなゲームが欲しいというグループのご要望に応えられるものになると思います。

このプロジェクトは、インバイトジャパンのチームとしての創造力を再び活性化させ、今年や将来のプログラムラインナップを拡大するための新しいアイデアを考えさせてくれるものでもあるのです。 

3. 全社員ミーティング(遂に全員集合!) 

個人的な話になりますが、2023年、インバイトジャパンが楽しみにしていることのひとつに、1月に行われる全社員が一堂に会する会議があります。

今まで全員集合したことが一度もないのは驚く方も居るかもしれませんが、これはパンデミック以降に新しいメンバーが何人か加わったからです。そのうちの一人は、フィリピン在住のスタック開発者Jetで、彼は渡航制限の影響でまだ日本に来たことがありませんでした。

そのため、やっと(画面越しではなく、顔を合わせて)会えるのがとても楽しみなのです!そしてもちろん、日本に住んでいる私たちでさえ、リモートワークに切り替えてからは、チーム全員で集合したことは殆どありませんでした。そのためお互いに顔を合わせ、チームとして重要なトピックを議論し、ブレインストーミングを行い、さらに新年を祝うためにちょっとしたパーティーを行うなど、楽しいひと時となることでしょう。

4. より多くの(そしてより大きな)対面式イベント

対面式といえば、ポストコロナの世界が見えてきた今、対面式のイベントを希望するチームが増えているのではないでしょうか。既に国内企業や国内チームからは、直接会ってのイベントやアクティビティを希望する声が増えていますが、グローバルチームではまだ直接会う機会がないところが多くあります。

そのため、2023年にはもっとたくさんの対面式イベントを開催したいと思っています。以前にも書きましたが、オンラインでのアクティビティも楽しいですが、対面式のイベントには何か特別なものがあるからです。会場に漂うエネルギーや、プレイヤーの笑顔や喜びの表情を見ることができるのは格別ですよ。

また、より大きなイベントにも期待しています。昨年は大人数で遊べるゲームをもっと増やそうというチャレンジを各プログラムで行いました。その結果、「スーツケース・ミステリー」は250人、「街歩き謎解き」は300人以上、そして「オンラインゲーム」もより大人数で遊べるようになっています。

300人というのは既にかなりの人数ですが、これが限界なのでしょうか。これはいずれ分かることでしょう。2023年はもっともっとゲームを作り続け、広げていけるといいですね。 

5. 出張イベントや新天地でのイベントを増やす

ご存知の方も多いと思いますが、昨年9月、私たちのチームは沖縄で大規模な「スーツケース・ミステリー」のイベントを成功させました。大きな挑戦でしたが、無事乗り越えて経験と自信を得た今、私たちは東京エリア以外にもビジネスを拡大する機会をうかがっています。

2023年には、沖縄のような遠方にも再び足を運び、チームビルディングの楽しさを伝えたいと考えています。また、2023年以降には、日本だけでなく、世界各国でイベントを開催できるような体制にしたいと考えています。

もちろん、東京にもより多くの魅力がありますし、東京だけでなく日本全体が、文化的な場所や探索すべき魅力的な場所に富んでいます。そこで私たちは、企業向け(HSJ)と消費者向け(なぞたび)の両方において、屋外街歩き謎解きの提案も拡大したいと考えています。東京にはまだまだ楽しいゲームエリアがたくさんありますし、大阪や京都など日本中の都市も検討中です。

6.「 シークレットエージェント:ザ・ファーストミッション」のアップグレード

「シークレットエージェント:ザ・ファーストミッション」は、少し前(2021年)にリリースしたオンライン用チームビルディングゲームです。美術品強盗を題材にしたスリリングなストーリーや、新しくなったグラフィックとゲームプレイ、より協力なパズルが組み合わさった素晴らしいゲームであり、これまでにない圧倒的な自信をクオリティを持ってリリースしました。

しかし、このゲームのリリース以来、私たちは優れたオンラインチームビルディングゲームの作り方についてさらに多くを学びました。これは主に、私たちの最新のオンラインゲームである「OKINAWA ADVENTURE」の制作作業によって培われたものです。2021年後半に入社したスタック開発者のJetの協力と、パズルゲームの一部をサードパーティのホワイトボードアプリに依存することから脱却したいという私たちの願いにより、私たちは、プレイヤーが自然に楽しみ、より協力する方法を学ぶために使用できる、本当に素晴らしく、オリジナルなものを作ることに成功したのです。

そこで今、私たちはアップグレードのために「シークレットエージェント」に関する作業に戻っています(「戻る」ことは常に悪いことではなく、前進するために戻ることが必要な場合もあります)。「OKINAWA ADVENTURE」で解決できた問題の多くをこちらでも修正し、現在の高い水準に合わせたいと考えています。再リリース時には、できれば2023年に、お客様に提供できるオンラインゲームのラインアップをさらに充実させたいと考えています。

7. ハイブリッドの定着化

もちろん、私たちが今なおオンラインゲームについて考えている主な理由のひとつは、ハイブリッドワークやリモートワークがなくなりそうにないからです。確かにオフィスに戻る人は増えていますが、多くの企業はハイブリッドなワークスタイルに関して、ある種の平衡状態(完全なリモートでもなく、完全な対面でもないスタイル)に達しています 。このように、私たちはハイブリッドワークがより普通になりつつあることを実感しています。

2023年に向けて進む中で、この状態がもう少し落ち着いていくことを期待しています。なぜなら、ハイブリッドワークから連想される、孤独感、十分なコミュニケーションやリソースの不足、チームメンバー間(特に経営陣と社員間)の信頼不足といった習慣や文化の多くは、初期の感染症の予防策をきっかけに急速に切り替えなければならなかった結果である可能性が高いからです。

多くの企業やチームには、ハイブリッドワークを適切に導入する方法について考える時間や場所が十分にありませんでした。また、多くの社員が突然スケジュールやワークライフを劇的に変化させることでどのような影響が出るのか、誰も予見することができなかったのも確かです。

数年を経て現在、私たちはこの新しいワークスタイルを考え抜くために、過去数年間のデータ、時間、そして少し余裕を持つことができるようになりました。自分達のチームは何がうまくいき、何がうまくいかなかったかを調べ、ハイブリッドワークをより効果的にするための新しい仕組みやツールを開発することができるようになったチームも多いことでしょう。

ハイブリッドが現代のワークライフに織り込まれる道を歩み続けることで、誰もがその恩恵を受ける可能性が高いのです。私たちは、ブログやワークショップを通じてハイブリッドワークについて話し、考え続け、ハイブリッドチームをより団結させるための新しいアイデアやプログラムを開発できることにワクワクしています。

最後に:今年のブログ更新

最後に、2023年に私たちが楽しみにしていることのひとつとして、このブログの継続があります。このブログは、チームビルディングやチーム編成の世界で広まっているアイデアを知って考える助けとなり、チーム、信頼、コミュニケーション、パズルなどに関する私たち自身の哲学を伝えることを可能にしてくれるものです。

今年も、より多くのアイデアとテーマで、魅力的な年になることでしょう。また、上記で説明したように、新しいエキサイティングなプログラムやアクティビティも準備中です。今年も皆様にとって喜び、笑い、楽しみ、そしてチームビルディングに満ちた1年になりますように。本年もインバイトジャパンをどうぞよろしくお願いいたします。

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吾輩は猫である。名前はまだない。どこで生れたか頓と見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。